クラフティ 現在7歳
日々の歯磨きもおこたり 歯石がいっぱいついていて口臭も臭い!
ということで 今般
歯石除去をすることにしました

1週間ほど前に血液検査をして問題がなかったので 昨日は、午前中にお預けして午後一で作業してもらい 夕方お迎え・・・・のはずでした
ところが

3時半頃 病院から電話があり「麻酔から覚めて様子がおかしいのですぐに来てください」とのこと
ええええーーー???どういうこと?とりあえず車を飛ばしてすぐに病院に行きました

通された処置室でみたくらたんは ハアハア息があがって ときおりキャンキャン鳴いています

私の呼びかかけにも反応せず どうやら目が見えていない様子
前へ前へと進みたい様子で 制御するのが大変です
「神経症状がでているので もしかしたら 脳になんらかの障害がおきているかもしれません」
ガアアアーーーーーン
脳に障害って?何?
たった30分麻酔しただけで そんなことってあるの?
確かに事前に麻酔にはリスクもあるという説明は聞いてましたが まさかこの程度のことで起きるとは思っていませんでした

脳圧を下げる点滴を入れながら 酸素室に入れられていましたが 抱っこして様子をみることに・・
しかし私が抱いても認識できていない様子で バタバタしています
1時間半抱いていましたが あまり改善せず

もうこのまま元には戻らないのかな・・・・とも思えてきました
こんなことなら 少々お口が臭くったって 歯石があったって そのままにしておけばよかった
クラフティにもしものことがあったら 全部私の責任だと思うと涙が止まりません
獣医さんたちが忙しく立ち働いている横で ポロポロ涙が出てしまってどうしようもありませんでした
5時を過ぎてしまい おサル2号を幼稚園にお迎えに行かなくてはならないので 一時的に その場を離れました
幼稚園に向かう車の中でも 後悔と自責の念で一杯で 泣きながら運転してました(今思うと怖いです)

30分ほどで病院に戻ると クラフティは呼吸の乱れが落ち着いて ゲージのなかに伏せをしています
お水のお皿を見せると なんとなく反応してくれてるような・・・
なんだか さっきよりよくなってる?!先生も「落ち着いてきているので このまま 様子をみましょう」「また夜に様子を電話で連絡します」とおっしゃるので 後ろ髪を引かれる思いで帰路につきました
家に帰っても 何だかそこにクラフティの姿がないだけで 寂しくて寂しくて胸に穴があいたみたいです

夜9時すぎ 病院から電話があり「クラフティちゃん 落ち着いてきたので酸素室からだしました 目も見えてきています。また明日の朝電話しますね」とのことで 少し安心する

朝は いつもより2時間も早く目が覚めてしまい 8時の電話をひたすら待ちました
そして 8時に電話。「目も見えているし 状態も安定しています。血液検査をして貧血と中枢神経について調べていいですか?」
というお話だったので 処置をお願いしました
8時45分 再び電話。「数値に異常がないので お迎えにきてもらって様子をみましょう」ということになりました

10時 先生からの説明を受ける。
内容は・・・・ どうしてあのようなことになったのか原因がわからないし 症状が改善したのもどの処置の効果なのかもわからない
いまは 歩行呼吸ともに異常なく 血液検査からは貧血もなく中枢神経損傷の数値も出ていない。
しかし 視覚は戻ったものの 瞳孔がひらいたままになっており 光の調節ができていない状態なので
眩しくて目を細めたりすると思います。
今後 改善していくことも考えられるし 脳に何らかの障害が起きていることも考えられるので何か後遺症が出るかもしれません。
今日はお家でゆっくりした方がクラフティのためにいいと思うので退院させますが 経過観察をして再診に来てください。
病院の奥から出てきたクラフティは名前を呼ぶと嬉しそうにシッポを振って こちらに走りよってきました。

なんだ 今までと同じだ。良かった!

でも・・・ホントに目がなんだか違う。灰色緑色に大きく見えるその目は 瞳孔が大きく いつもの目とは違っていた。

それでも 昨日のことを思ったら 全然いいよ

もし目が見えなくても 歩行がフラフラでも それでも家に連れて帰りたかったんだから
クラフティ よくがんばったね
クルマの後ろのハッチをあけると自分でピョンって飛び乗った

家につくと お水をのんでオシッコをして お気に入りのソファーで寝始めた

そこに君がいてくれるだけで それだけでいい

これから 目の状態が良くなるかわからない
何か他の症状がでるかもわからない
それでも いまそこで君がスヤスヤ寝ている それだけで私は嬉しい

麻酔のリスクについて あまり深く考えないで歯石除去なんて思いつきでしてしまった バカな飼い主を許してほしい
これからは できるだけ麻酔はつかわなくて済むようにするね
クラフティは麻酔をされたのは3回目だったし 事前の血液検査でも異常なかったから大丈夫って思ってた
先生も予知できなかったし どうしてか分からないと言っていた
ただひとつわかったことは
麻酔はこわい今日は クラフティとソファーでゆっくりお昼寝でもしよう

気持ちよさそうに寝ているので 今日は写真は撮りませんでした
また今度元気になった姿をお見せできたらいいな